パソコンの中古レンタルについて
IT企業では開発や製作を行うので最新のパソコンを使っており、定期的に買い替えて古いモデルはまとめて処分を行います。
そうした買い替え需要で処分されたパソコンは1年や2年程度の利用期間の中古になりますので、まだ十分に使えるだけの品質があるのです。
IT企業ではスペックの高いモデルを使うことが多いので、世間的に見ると新型と比べてもミドルクラスよりも上の性能を持っております。
そのためにリフレッシュして中古市場に流れるのです。
良質な中古モデルは数が揃えば、同じ規模の会社などで使われるケースも少なくありません。
オフィス家具やオフィス用品を扱っている企業が、法人向けにまとまった数をレンタル提供するサービスで利益モデルを作っております。
記憶域を初期化したり新しいSSDやHDDに交換するなど、メンテナンスをすれば情報流出の心配もありません。
その他では電源ユニットのチェックや、メモリの増設などを行えば処理速度の上昇や安定性を確保出来ます。
中古パソコンを提供する法人は、販売だけではなく納入管理まで請け負って社内の設置を行うサービスを提供する例も多いのです。
規模の大きな企業の引越しでは膨大な数の荷物の入れ替えが発生し、コンピューター関係も始めからセッティングしなければなりません。
物理的な設定だけではなく、内部のソフトウェア的な設定もします。
何百台単位なので専用の企業が請け負って、ノウハウを活用して初期設定を行うのです。